Till the dream ends

果てるまで

展開ブリクマ改【最高207×】

初めまして、らいのです。今回はs14にて最終版2~3日でレートを300近く上げた構築の改良版を紹介します。以前X(Twitter)にて簡易的な紹介を上げましたが、想像以上の反響を頂いたため、今回その改良版を、記事の練習も兼ねて紹介していきます!どうぞ!

 

 

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構築経緯

Ⅰ. 残飯あくび瞑想ガチグマが、状況に応じて【A】あくびによるクッション【B】瞑想による抜きエース のどちらでも運用可能で、広い範囲に強く対応できると感じ、ここから構築を考えた。

 

Ⅱ. ガチグマを【A】の方向性で運用する際、ステルスロックと合わせることでより相手に対して負荷をかけられることは明々白々であるが、以前までは(1)安定した対面性能 (2)テラスを切らずともステロを撒ける保証 を兼ね備えるポケモンがいなかった。しかし、新ポケモンとして解禁されたブリジュラスであれば、高い数値と特性:頑丈によりこの2つを実現することが出来ると感じ、初手置きとして採用した。

 

Ⅲ. 初手置きと2番手が決定したので、軸のラス置きポケモンを考えると、欲しい要素は (1)ガチグマを【A】の方向性で運用した際エースとなれる (2)テラスを切らずとも行動保証がある(ガチグマにテラスを切りたいため) (3)詰め性能が高い の3つである。これらを満たすポケモンとして、あくびガチグマとの相性も良いスケショ竜舞アンコカイリューを採用。軸の3体が完成した。

 

Ⅳ. 厚底ブーツでないカイリューステルスロックにより大きく対面性能を落としてしまうため、相手にブリジュラスなどがいた際にラス置きの役割を果たせるポケモンとしてエナジー瞑想ハバタクカミを採用した。

 

Ⅴ. ブリジュラスを初手置きした際相手のディンルーにとんでもない荒らされ方をしてしまうため、対ディンルー構築への強い初手駒として挑発襷悪ウーラオスを採用した。

 

Ⅵ. 最後に、ここまででキツい受け系統を破壊できて、特に対受けループにEASY WINができる眼鏡悪テラスイーユイを採用。以上で構築が完成した。

 

 

単体解説

①ブリジュラス@ジャポのみ

・実数値: 165-*-151(4)-194(252+)-85-137(252)

・特性: がんじょう

・テラスタイプ: ゴースト

・技構成: りゅうせいぐんミラーコートステルスロック・ほえる

 

ウーラ対面で下から流星群を打てるように準速。ブリミラーを考え最速でも良い。

 

ポケモン

600族という恵まれた数値(特にS85が偉い)と特性の頑丈はもちろん、型の匿名性の高さという強い要素により、ステルスロック界随一の安定感を誇る。と思いきや最近は対策が進んできて初期の頃のような活躍はしづらくなったポケモン。蜻蛉からのサーフゴー着地の動きをされがちなので、頑丈+残飯とかも面白そう。あと、持久力方面がまだ未開拓感があるのでそこも探っていきたい。

技構成は、高火力一致打点のりゅうせいぐん、対特殊で対面突破したいときに打つミラーコート、最強技のステルスロックまでは確定で、あと1つは対面勝利後の死に出しに起点にされないよう吠えるを採用した。

持ち物はマルスケ剥がしや襷の無効化、置き土産として強力に作用するジャポのみ、テラスタイプは神速無効のゴースト(切らない)。

 

 

②ガチグマ@たべのこし

・実数値: 217(228)-*-149(68)-171(4+)-108(180)-76(28)

・特性: しんがん

・テラスタイプ: どく

・技構成: ブラッドムーン・だいちのちから・めいそう・あくび

 

調整は下の記事を参考にしました(無断転載のため、問題があれば削除します)

csunny.hatenablog.com

 

ガチグマッチョ。

ガチすぎる技、ガチすぎる数値、ガチすぎる特性。全てを兼ね備えた真のガチポケモン。裏にもう1匹エースをアップさせておくことで、対戦の中で柔軟な役割を果たしてくれる、構築の司令塔。この柔軟さが、全対応が難しく噛み合いと言われる現環境に対し、立ち回りの余地を少なからず与えてくれる。相手の構築や選出を見て、このポケモンが果たすべき役割はエースなのか中継ぎなのかを考え、立ち回りを考えることが大切(という点でかなり対戦の練習になるポケモンだと考えている)。

技構成は最強打点のブラッドムーン、抜き性能を高めるめいそう、クッション性能を高めるあくびまでは確定で、原案では真空波のところを、今回はステロと合わせる事が多いためだいちのちからに変更した。これにより、本来カモにされる身代わり持ちのハバタクカミなどに対しても強く立ち回ることができる。

持ち物は場持ちが良くなり、高耐久+テラスタルにより総合的な回復量も多くなるたべのこし。テラスタイプはハバタクカミのムーンフォースやウーラオスの格闘技を半減にできる毒。後述のカイリューとも相性がいい。

 

 

カイリュー@いかさまダイス

・実数値: 167(4)-186(252)-115-*-120-145(252+)

・特性: マルチスケイル

・テラスタイプ: はがね

・技構成: スケイルショット・じしん・アンコール・りゅうのまい

 

1舞で最速カミなどを抜いたり、ミラーで上からアンコールしたりするための最速(こちらも上のさにーさんの記事のものそのままです)

 

最強の最強。

ぶっ壊れ特性: マルチスケイルとぶっ壊れ技: スケイルショットによりテラスや襷がなくとも行動保証が得られるすごいポケモン。また、最速+龍の舞(スケショ)により想定外の素早さから繰り出されるアンコールは、相手に対して確実な詰みを突きつけることができる。

ガチグマとの相性も良く、元記事のような対身代わりなどへの立ち回りはもちろんのこと、毒テラスを切ったガチグマを地面技で落としてきた相手に対し、アンコールによって確実な1ターンを生み出せたり、ガチグマのあくびでエナジーカミを流すことでカイリューが1舞で抜けるようになったりと、まさに最強のタッグだった。

技構成は高火力一致打点かつS上昇が最強のスケイルショット、鋼などに打つじしん、抜き性能を高めるりゅうのまい、詰め筋となるアンコール。この技構成により構築経緯で述べた3つの要素をすべて満たすことができる。

持ち物はスケイルショットを安定させるいかさまダイス、テラスタイプは岩技やフェアリー技を半減にできる鋼。

 

 

④ハバタクカミ@ブーストエナジー

・実数値: 143(100)-*-92(132)-180(196)-156(4)-181(76+)

・特性: こだいかっせい

・テラスタイプ: ステラ

・技構成: ムーンフォースシャドーボール・めいそう・いたみわけ

 

C: ステロ込み+1テラスシャドボでH252炎ポン最低乱数切り1発

  ステロなし+2テラスシャドボでH252炎ポン確定1発

S: C<Sとなるよう調整

HB: 余り(身代わりだったときに身代わりが塩漬けを頑張れるみたいなやつだった気がする)

 

羽ばたきまくりのカミ。

ブーストエナジーによるS上昇と最強のタイプによって行動保証が得られるすごいポケモン。逆に語ることがなくて困る。

技構成は、タイプ一致打点にして完結した打点となるムーンフォースシャドーボール、抜き性能を高めるめいそうまでは確定。あと1つは、構築的に重く、本構築のガチグマよりも早い個体が多いチョッキガチグマに強くなるよういたみわけとした。

持ち物はSをあげられるブーストエナジー、テラスタイプは両打点を強化できるステラ。

 

 

⑤ウーラオス(いちげきのかた)@きあいのタスキ

・実数値: 195(156)-200(252+)-133(100)-*-80-117

・特性: ふかしのこぶし

・テラスタイプ: ゴースト

・技構成: あんこくきょうだ・ドレインパンチ・ふいうち・ちょうはつ

 

調整は下の記事を参考にしました(無断転載のため、問題があれば削除します)

poke-ryon.hatenablog.com

 

革命型ぶどうくまさん。

ディンカイサフゴに対して安定するのがめちゃくちゃすごいポケモン。僕が語れることはないので元記事をお読みください。水ウーラだけは本当にやめてください。

 

 

⑥イーユイ@こだわりメガネ

・実数値: 131(4)-*-100-205(252+)-140-152(252)

・特性: わざわいのたま

・テラスタイプ: 悪

・技構成: オーバーヒート・あくのはどうかえんほうしゃサイコキネシス

 

魂のガチC特化(うわっきーさん調整のドヒドイデをサイキネで飛ばせる)。受けルのグライオン意識で最速にしても良い(ハピナスに確3はとれるため)。

 

気づいたらいつも僕の構築にいるポケモン。最強の受けルキラー。脳汁の化身。

受けループに対し、一度有利対面を作ってしまえば、テラス悪の波動連打でハピナスすらも1ひるみで消し飛ばすことができる。環境的に悪テラスのハピナスはほぼいないが、万が一当たったときのためにカミかラオスを控えさせておくと良い。

その他受け系統の構築に対しても雑多に超火力で圧をかけられるため、汎用性を損なうことなく受けループを肴にできるのが最高。あと気持ちいい。愛してる。

技構成は、ウーラすらも消し飛ばせるオーバーヒート、ハピを壊せる悪の波動、安定打点の火炎放射、ドヒドなど毒タイプを破壊できるサイコキネシス

持ち物は破壊性能を高めるこだわりメガネ、テラスタイプは悪の波動を強化する悪。

 

選出パターン

[1] 対スタン(ステロなし): ブリジュラス+ガチグマ+カイリュー

[2] 対スタン(ブリコノヨサケシなど入): ブリジュラス+ガチグマ+ハバタクカミ

[3] 対ディンルー(ラグカバなど): ウーラオス+ガチグマ+カイリューorハバタクカミ

[4] 対受け入: ガチグマ@2

[5] 対受けループ: イーユイ+カミorウーラ@1(物理を最低1枚投げる(悪の波動でひるまなすぎた場合一度流すため))

 

キツいポケモン

・とんぼサイクル系…ブリがカモられるのできつい(今この系統の構築がキツいのは割と論外かもしれない)

・襷ガチグマ、カミ…ブリで対面勝てないのでキツい

 

感想

テストがあって特に考察とかせず雑に強そうな動きを考えて組んだらそこそこ勝てて自信になったが、もっと考察ができていればなあとも思いました。特に最後めっちゃ多かった蜻蛉系サイクルにはカモられまくっていたのでそこをなんとかしたかったです。

最終日に翌日のテストやばすぎて構築公開したら、みんな最終日で構築なかったのか謎に伸びてしまい何度か元のレンパと当たったという声を聞きました。今月は時間が無限にあるので高い順位を取ってレンパを流行らせたいです!

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!